

安全運転を続けているドライバーの証(レベル)だと考えればイメージ付くと思うっスよ!
自動車を持っていたら、万が一の備えにぜひ入っておきたいモノ、それが任意保険🚗
任意保険は、自賠責保険でカバーしきれない補償料を補ってくれる心強い保険ですよね!
下に、自賠責保険と任意保険で代表的な対人・対物補償で、ザックリと比較してみました🔎
補償内容 | 自賠責保険 | 任意保険 |
---|---|---|
対人 | 傷害事故の場合120万円を上限 死亡事故の場合3000万円を上限 後遺障害の場合4000万円を上限 | 無制限 |
対物 | なし | 無制限 |
表を見てわかるとおり、自賠責保険は事故被害者のための最低限補償なので、対人ではこの金額が上限とされ、対物に関しては一切補償されず、足りない賠償金はアナタ自身で払わないといけないので、ぜひ加入するべきか検討してほしいところと言えます。

話が逸れましたが、でも任意保険って年間約5〜10万円と、かなり高いお金を払わないといけないから、できれば少しでも安くしたいモノ…。
ではそんな中、任意保険料を高くしている要因が何なのか、アナタは知ってますか?
実は、任意保険の等級制度によって決まっている部分が大きいんです💰
ただ、任意保険に加入していても完全に理解できている人は少なく、例えば1〜20等級の割引率・事故を起こした場合の等級ダウンの種類・また事故後翌年からの等級の割引率の違いなど、日本の自動車保険制度は世界一複雑とも言われる理由はココにあるんです😅
そこで今回は、任意保険の等級制度の基本や、保険料を少しでも抑えるための節約裏ワザの3ポイントをご紹介します!
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任意保険の等級の基本はコレ

私たちが入っている任意保険は、自動車一台単位で加入するノンフリート契約と呼ばれるモノが一般的で、ノンフリート契約にはノンフリート等級が適用されます。
それに対してフリート契約と呼ばれるモノは、10台以上のクルマを保有する場合の契約のことで、企業の営業車など法人向けの契約と考えればOKです!
ここから先はノンフリート等級に関する基礎をご紹介していきます💡
1、ノンフリート等級は1〜20等級の階級制

任意保険の等級は、1〜20等級の階級制になっていますが、初めて加入したときは6等級からのスタートになります🚗


等級の階級は、保険を使わず(事故を起こさず)に一年間を過ごせれば、翌年に1等級ずつ上がる仕組みになっています。
必ず1ずつ上がるので、6等級から1年で10等級へといった、飛び級制度はありえません!
つまり20等級に近いほど、無事故期間の長い優良ドライバーを指します🚙
2、等級と係数による割引率の違い

すでにアナタも察しが付いていると思いますが、等級が高ければ任意保険料は安くなります💰
それもそのはずで、等級が高いということは最低14年間もずっと無事故を継続しているドライバーなので、保険会社からすれば保険金を支払う確率の低い優良ドライバーだということ🚗
そんな優良ドライバーに対しては、もちろん保険料が低く設定されていて、等級が上がるごとに割引率も高くなっていきます!
任意保険スタート時、最初の6等級は割引率19%だったのに、20等級ともなると64%の割引率になるんですよ📢
例えば保険料が年間10万円だとすると、実際に支払う金額は6等級だと81,000円でも、20等級だと36,000円になり、その差がなんと45,000円にもなるんです💡

では1〜20等級の割引率を下の表でまとめたので、参考にしてみてください!
等級 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
無事故係数 | +64% | +28% | +12% | 2% | 13% |
事故有係数 | |||||
等級 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
無事故係数 | 19% | 30% | 40% | 43% | 45% |
事故有係数 | 20% | 21% | 22% | 23% | |
等級 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
無事故係数 | 47% | 47% | 48% | 49% | 50% |
事故有係数 | 25% | 27% | 29% | 31% | 33% |
等級 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
無事故係数 | 51% | 52% | 53% | 54% | 64% |
事故有係数 | 36% | 38% | 40% | 42% | 44% |
※SBI損保/等級毎の割増引率
また上の表の項目の中で、無事故係数と事故有係数で割引率が分かれているのがわかります。
これが何を指しているかというと、事故などで保険会社から保険金を受け取ったら、翌年度より事故有係数という割高な保険料で支払わなければいけません🚙
※2013年10月以降に真等級制度が導入
つまり、事故で保険金を受け取ると等級が下がるだけでなく、ダウン数に応じた年数のあいだ、さらに割引率の低い事故有係数になってしまうということ。

3、事故のタイプによって等級ダウンの数が違う

何かしらの事故で保険会社から保険料を請求すると、その代償として等級ダウンもしますが、保険を使うタイプによっては減る等級数や事故有係数の年続数も変わってきます📈
その違いは、盗難や車上荒らしなどの被害に遭った場合は、1等級ダウン事故になって事故有係数も翌年から1年間となります。
また、被害者がいるor単独などの交通事故の場合は、3等級ダウン事故になって事故有係数も翌年から3年間となります。
※保険開始期日が2013年4月1日以降の契約において発生した事故が対象
人身事故の賠償金が120万円以内に収まった場合は、自賠責保険の支払限度額の範囲内なので、任意保険の保険料を受け取る必要がありません。
つまり、等級がダウンしないノーカウント事故になるということ。
賠償金の支払い優先度順は、自賠責保険>任意保険>アナタになるので覚えておきましょう💡
また弁護士費用特約など、使用しても等級が下がらないモノもあるので、下の表で確認しておいてください!
等級 | 事例 |
---|---|
3等級ダウン事故 |
|
1等級ダウン事故 |
|
ノーカウント事故 |
|
大きな事故を起こし大金が必要になった場合、任意保険に加入してちゃんと補償を付けていれば安心ですが、逆に小額の保険料を請求する場合、いくらから請求すれば損しないか迷いますよね?
それに関しては、下の参考記事にまとめているのでチェックしてみてください!
💡参考記事:【10万円以上?】車の修理代はいくらから保険を使った方がお得?
4、1〜5のデメリット等級の引継ぎ期間

保険契約年の6等級で事故を起こすなどして保険料を受け取った場合、翌年は5等級以下になって事故有係数が適用されます。

アナタもコウタと同じように思ったかもしれませんが、1~5等級のいわゆるデメリット等級は13ヶ月間は必ず引き継がれるというルールになっていて、各損保会社のあいだで情報共有がされているので、保険会社を変えたとしてもデメリット等級のままになります。
もしどうしても最短で6等級の無事故係数に戻したいのであれば、13か月間以上任意保険に加入しなければ過去の顧客データは削除されます💡

万が一無保険で事故を起こし被害者が死亡した場合、数千万〜数億円の賠償金を実費で支払う可能性があるっスよ。
任意保険料を抑える裏ワザ3ポイントをご紹介!

任意保険に加入したいモノの、等級による保険料の高さがネックで気が進まないですよね…。
でも実はある方法を満たすことで、保険料をグッと抑えることができる可能性があるんです!
ここでは、保険料を節約する3つのポイントをご紹介します💡
1、車に乗らないあいだは中断して等級を維持

前段でご紹介したとおり、無保険状態が13か月続けば等級はリセットされるのが任意保険の仕組み。
それが例え20等級まで上がった人であっても、6等級の振り出しから始める事になります。
でも中断証明書の発行手続きを契約中の保険会社に依頼しておけば、下の中断理由に合わせて現状の等級で中断することができるんです🚗
中断理由 | 事由 | 中断期間 |
---|---|---|
国内中断 | 契約車両を長期間手放す場合 | 10年 |
海外中断 | 長期間、海外へ行く場合 | 10年 |
妊娠中断 | 妊娠した場合 | 3年 |
無事故を長年続けて等級が高い人で、何かしらの理由で中断せざるおえない方は、ぜひ中断証明書の発行をしておきましょう!
💡参考記事:【知ってた?】自動車保険を一時的に止める中断証明書のお得な2つのメリット
2、同居の家族の中で任意保険の等級を引継ぐ

また中断証明書を発行すれば元契約者本人だけではなく、同居家族間でもその等級を引き継ぐことができるんです💡

もし等級を引き継ぐ人がすでに車を持っていたとしたら、等級が高い方の契約車を売るもしくは廃車にすることで、被保険者の配偶者、同居の親族に等級を引き継ぐことができます🌟
また同居家族から等級を引き継ぐとして、それまでアナタが契約していた任意保険の等級が7以上であれば、先のことを考えて中断証明書を発行しておくことをオススメします!
3、セカンドカーで7等級からスタート

一般的に新たに保険へ加入する場合、6等級からのスタートになりますが、セカンドカー特約を使えば7等級からスタートできる場合があるんです🚗
ちなみに3台目以降も、同じように7等級から契約OK!
たった1等級の違いとはいえ、11%もの割引率の違いがあるので、年間で数千〜1万円近く保険料に差がついてくるんです💰
ただセカンドカー特約には条件があって、1台目の等級は11等級以上であることと、2台目の被保険者は本人or配偶者or同居家族であることの2つあるので注意しましょう🔎

また用途によって2台目は違う保険会社を選んだ方がお得という場合も多いので、複数の保険会社と比較した方が保険料を抑えることができますよ!
ちなみに自動車保険には、代理店型とダイレクト型(通販型)の2種類あるので、違いを下で詳しくご紹介しています!
💡参考記事:【自動車保険】代理店型・ダイレクト型(通販型)4つのメリット・デメリットの違いとは?
もし1等級になったとしても任意保険に加入できるのか?

もし2回以上保険を使って1等級まで下がってしまった場合、保険会社からしてみれば保険料を支払うリスクが高いので加入を断られるケースが多いことが考えられます!
例え被保険者から高い保険料を請求できたとしても、大事故を起こされて保険金を払うことになれば大損害に繋がるので😅
でも、加入できる保険会社が全くないというワケではありませんが、それでも条件はかなり厳しくなると言えます。
もしアナタが1等級や2等級という低い等級に落ちてしまったときは、仕事柄、車が必須という環境でない限り、13ヶ月間は運転をせずにデメリット等級が解除されるのを待ちましょう🚙
そうした方が、83%もの割引率の差を無くすことができるので、メリットが大きくおすすめです!
自動車保険の等級制度と節約の裏ワザ3ポイントまとめ


日本の任意保険は、複雑化していて様々な特約もあることから、1社だけで契約を決めてしまうと損する可能性がとっても高いモノなんです!
そうならないためにも、自動車保険を選ぶなら無料の一括見積もりサービス保険スクエアbang!がオススメ!
アナタの希望する補償プランをたった一度入力して、各保険会社の見積もりを比較するだけで、年間約30,000円も安くできました💰
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あと、なんかメリット・デメリットがあるとかいな?