


一昔前までは、廃車はディーラーに頼んで有料で引き取ってもらうのが一般的でした。
でも今は、不要とされていた廃車同然の車を必要としている業者がいて、そこに廃車依頼をするだけで面倒な手続きが無くなり、さらに一部お金が戻ってくる、そんな私たちにとって嬉しいサービスがあるんです💰
そこで今回は、廃車に掛かる費用・廃車予定の車を賢く処分する方法などをご紹介します!
記事の流れをチェック
もし自分で廃車手続きを行う場合の手間と費用は?


私たちが普段、耳にしたことのある廃車手続きとは、正式名称だと抹消登録と呼ばれています。
この抹消登録の手続きには2種類あり、一時抹消登録と永久抹消登録と呼ばれるもので、これらは近くの陸運局もしくは軽自動車検査協会で行うことができます📝
一時抹消登録とは?
一時抹消登録の場合は、一時的に車の使用を停止する目的で利用され、主に単身赴任・海外出張・長期入院などで活用する方が多いです。
一時的に使用できなくすることで、自動車税や自賠責保険の支払いをストップできる利点があります🚙
また、後に車検を受ければその車を公道で走らせることができる手続きでもあります。
※一時抹消登録を行った時点で車検切れ
- 所有者の印鑑証明書※発行日から3カ月以内
- 所有者の委任状※所有者の実印の押印があるもの
- 車検証
- ナンバープレート※前後2枚
- 手数料納付書
- 一時抹消登録申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書※地域によっては不要

単身赴任の人とかは便利かもしれんね!
永久抹消登録とは?
それに対して永久抹消登録が、私たちが俗に言う廃車というものです。
事故による不動車や年式の古い車などといった、継続して車を使うのが困難になった場合に、解体業社に解体を依頼した後、手続きを行うことができます。
解体業社がスクラップし終えたら解体証明書とナンバープレートをくれるので、それを含めた必要書類を陸運局に提出して永久抹消登録を行います。
また軽自動車の場合は、永久抹消登録ではなく返納届と呼ばれ、手続きは運輸局ではなく軽自動車検査協会で行う必要があります📝
- 所有者の印鑑証明書※発行日から3カ月以内
- 所有者の委任状※所有者の実印の押印があるもの
- 車検証
- ナンバープレート※前後2枚
- 解体証明書
- 手数料納付書
- 永久抹消登録申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書※地域によっては不要

抹消登録の手続きが完了するまでに、約1週間〜1ヶ月掛かります。
すでに廃車予定のある方が、もし4月1日以降も手続きをしなかった場合、5月に自動車税の納税通知書が送られてきてしまいます。
軽自動車なら0円〜10,800円、普通自動車なら0円〜127,600円と、排気量に合わせて決められた費用を支払わなければならないので要注意!
一時抹消登録・永久抹消登録の予定がある方は、2月末〜3月初旬までに手続きを済ませておきましょう!
廃車(抹消登録)に掛かる費用はどれくらい?

一時抹消登録に掛かる費用は、必要書類代とは別で手数料350円と申請書代が約100円。
また車検証の記載に変更がある場合は、変更登録手数料として500円必要になりますが、必要書類なども合わせて合計で約2,000円あれば一時抹消登録をすることができます。
もし行政書士やディーラーに一時抹消登録代行をお願いした場合、代行費用としてプラス約5,000〜10,000円の費用が掛かってきます🏬
一方の永久抹消登録に掛かる費用は、必要書類代とは別で申請書代が約100円。
車の処分のため、解体業社まで自分で持っていければ費用は掛かりませんが、もし不動車で移動ができない場合にはレッカーが必要になるので、約15,000円の費用が掛かってきます。
車を処分する際に、解体業社によっては車の鉄をリサイクル資源として、約10,000〜20,000円で買い取ってくれるところもあります🚗
もし、2005年から始まったリサイクル料金をまだ支払っていない場合は、約10,000円前後の支払いが必要になります。
こちらも仮に行政書士やディーラーで永久抹消登録代行をお願いした場合、代行費用としてプラス約5,000〜10,000円の費用が掛かってきます。
つまり、必要書類なども合わせて合計で約0円〜5,000円あれば一時抹消登録をすることができます。

今ご紹介した2つの廃車手続きが、自分で行った場合の費用感で、特に永久抹消登録に関してはプラスマイナス0円の費用感まで抑えることができます⭕
ただ陸運局や軽自動車検査協会は、平日の日中しか開いていなくて不便ですし、また解体業社や行政書士の方と直接やり取りをする必要が出てきます。
もし、あなたがこう言った手続きなどに不慣れであれば、かなり面倒な作業と言えますね😥
また永久抹消登録を行うため、解体業社のところまで車を持ち込んだとしても、だいたいの所在地は都心から離れたところが多く、アクセスの利便性も悪い場所がほとんどで大変です。

廃車(永久抹消)をするのにオススメのサービスが廃車ラボ!


この廃車ラボは、古い車・放置車・不動車・事故車など、どんな車の状態でも日本全国どこでも完全無料で引き取りに自宅まで来てくれるんです🚛
ちなみに本社は東京にあるんですが、全国に加盟店がいくつもあるので、そこから引き取りに来てくれますよ!
また上に書いてあった通り、廃車引取り費用・廃車手続き代行費用・自動車スクラップ費用も無料なので、出費が無くて安心!
しかも東京に住んでいる方なら、廃車ラボまで持ち込めば、さらにキャッシュバックもあるんです!


廃車ラボ運営会社の「株式会社 ECOLOGY SYSTEM」は下の所在地になります🌏
※住所:〒182-0036 東京都調布市飛田給1-2-2
そして、車を廃車する上で最も重要なことは、自動車税・重量税・自賠責保険の還付がもらえるかどうか!
このことは意外と知らない方も多く、残りの車検期間の有無や車種などの条件によって異なりますが、適正な手続きを行うことによって、還付金を受け取ることができるんです💰

損するところやった!
自動車税の還付とは?
既に今年度分の自動車税を払っている場合は、年度の途中で廃車にすると車検証で言う使用者に対して、残り期間に応じて月割計算で永久抹消登録2ヶ月後に還付を受け取ることができます。
自動車税の還付金は、廃車にしたときに各自動車県税から支払われます。
年度の途中で廃車にしても、自動車税の返戻金は無いので注意しましょう!
重量税の還付とは?
車検の有効期間を1ヵ月以上残して廃車した場合は、各都道府県の自動車税事務所で還付を受け取ることができます。
重量税は車検の法定費用の一部なので、車を中古車買取業社などに売却する場合は還付されないので注意しましょう!
自賠責保険の還付とは?
車検と共に支払っている自賠責保険の有効期間が残っていれば、その期間に応じて保険料が戻ります。
保険会社に解約の手続きをした日が起算日として計算されるので、永久抹消登録が完了したら早めの手続きをした方が良いと言えます。
手続きには抹消登録証明書などの確認書類が必要で、車を中古車買取業社に売却した場合の返戻金が無いので注意しましょう!

ここで廃車ラボが、実際に廃車した車を一部だけ紹介します🚗
日産 ステージア | |
---|---|
![]() | |
還付金額:76,450円 | |
車両情報 | |
年式 | 平成8年式 |
走行 | 110,000㎞ |
車検 | 12ヶ月 |
還付内訳 | |
自動車税 | 44,300円 |
自賠責保険 | 13,850円 |
重量税 | 18,900円 |
持込廃車 | 10,000円 |
トヨタ ウィンダム | |
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![]() | |
還付金額:42,500円 | |
車両情報 | |
年式 | 平成9年式 |
走行 | 160,000㎞ |
車検 | 無し |
還付内訳 | |
自動車税 | 37,500円 |
自賠責保険 | × |
重量税 | × |
持込廃車 | 5,000円 |

これは実祭にディーラーに勤めている友人に聞いた話ですが、ディーラーや販売店に廃車(永久抹消登録)の相談をすると「本来は費用が掛かるけど無料で引き取ります!」と言ってくれるところもあります!
一見すごく親切でお客さん想いの良い店だと感じますが、廃車の手続きには複数の契約書の記入が必要になり、その中に自動車税の還付委任状を混ぜて、詳しい説明をせずに廃車手続きを済ませる営業マンもいます。
つまり、本来あなたが貰うべきだった0円〜127,600円の自動車税の還付を、知らないうちに販売店に渡してしまう可能性があるということです。
また、あなたがこの事に気付いて自動車税の還付に対して指摘すると、逆に廃車費用を請求される可能性も…。
でも廃車ラボで廃車(永久抹消登録)をお願いすれば、手続きは全て無料で自動車税・重量税・自賠責保険の還付も受けられるから安心です💰
チェック:廃車依頼をする前に一度は中古車買取業社に査定依頼


でもなぜ廃車にするより一度、中古車買取査定を行った方が良いかというと、日本では100,000㎞を超えると多走行車となって、2年に一度の車検で整備費用が高く付いたり故障が増えて維持費が掛かるせいで、愛車を廃車にする人がほとんどですが、海外に視野を広げると100,000㎞どころか500,000㎞を超えても現役で走っている車が多くあるんです!
これは海外の車検制度が日本より整っていないことも関係してきますが、それと相まって日本製の車であれば品質が良く壊れにくいブランドと認知されているので、100,000㎞を超えた車でも高値で取引されているんですよ💰
また事故車で修復歴が付いていたとしても、日本車はそれでも海外で高く評価されるんです!
💡参考記事:【この事故車売れる?】廃車同然でも高く買い取ってもらう方法とは…!
だから、あなたが思っている以上の価格で買い取ってくれる可能性があるんです!
まずは、あなたの愛車の査定額がどのくらいになるのか?を知ることが重要なので、自動車買取業社に査定依頼を出しましょう📢
ただ、絶対にしてはいけない車の査定方法が2つあります!
- ディーラー買取り・下取り査定
- 中古車買取業社1社のみの査定
①のディーラー買取り・下取り査定がオススメできない理由は、基本的にディーラーは新車販売のプロであり、中古車の卸売りに関して専門ではありません。
下記の表を見てわかる通り、中古車を専門とする買取業者の販路と比較するれば一目瞭然です。
ディーラーと中古車買取業者で中古車の販路を比較
ディーラー下取り | 中古車買取業者 | |
---|---|---|
オートオークションで売る | ◯ | ◯ |
自社の中古車販売店で売る | ◯ | ◯ |
中古車を海外市場へ輸出して売る | × | ◯ |
解体して中古自動車部品を海外へ輸出して売る | × | ◯ |
またディーラー査定は、中古車市場の需要をあまり考慮せず、車の減価償却の定率法をベースとする傾向にもあります。
つまり車の初年度登録(年式)より、1年で約60%、2年で約50%、3年で約40%、4年で約30%、5年で約20%、6年で約0%と、車の価値が段階的に下がる仕組みに重点を置いて査定をするので、その対象車が事故車や多走行車ならなおさら査定価格に期待することは難しいと言えます。
ちなみに車の買取が決まれば、査定料と名義変更などの代行費用で合計2万円前後請求されることも…。
※査定料に関しては、ディーラーにより請求されない場合もあります。
またさらに驚くことが1つあり、ディーラーはお客さんから買取りした車を中古車買取業社に転売することが多々あります!
この時点でディーラー下取りよりも、中古車買取業社の方が高いことが決定的ですよね。

その点、中古車買取業社は買取のプロなので販路も広く、また各買取業社によって得意分野(車種・車の状態など)も異なります!
さらに、あなたがこれまで愛車を大事に育て上げたドレスアップパーツ&オプションなどもちゃんと評価してくれるので、ディーラー下取り・買取りより高く買い取ってくれることがほとんどなんです💡
しかも、ディーラーだったら請求される査定料と名義変更などの代行費用も無料が当たり前!

ただ、②でご紹介した通り、中古車買取業社1社のみの査定は絶対避けてください。
というのも、中古車買取業者も出来るだけ車を安く買い取って利益を増やしたいのが本音なので、あれこれ理由を付けて安く買い取ろうとしてきます。
そんな時に複数社で買取査定比較をしておけば、「◯◯買取店は△△円の査定額が付きました!」と言えるので、そうすれば「では、ウチは◇◇円以上の査定額を付けますよ!」と勝手に査定額がアップしていきます💡

ただ中古車買取業社にそれぞれ電話して、出張査定の予約を取る事だけでも大変ですし、そもそもでどこの買取業社を撰べばいいのかさえ悩みますよね?
そんな時に利用者実績100万人を超える無料のズバット車買取比較を使うことで、最初に一度だけ必要情報を入力すれば一気に4〜5社、最大で10社も出張査定依頼ができるので便利なんです🚙
しかも、査定依頼後に愛車の買取相場も教えてくれるので、事前におおよその査定金額を把握することができますよ💰
あと車一括査定サイトを経由して査定依頼をすると、中古車買取業者側も自社以外に査定依頼が来ていることが分かる仕組みなので、初めからある程度高い査定額を提示してくるメリットも⭕

廃車に掛かる費用や賢い廃車手続きの方法まとめ



廃車にしようと思っているけど、まだ中古車買取査定をしていないのであれば、まずは無料で中古車買取店に一括査定依頼ができるズバット車買取比較を使ってみましょう!
それで査定が付かなければ、廃車専門の廃車ラボに相談すれば、間違いなく損することはありません!
また抹消登録(廃車)の説明の時に紹介しましたが、4月1日時点で抹消登録されていなければ5月に自動車税の納税通知書が送られてくるので、2月末〜3月初旬までに車売却or廃車の手続きを済ませておきましょう!