


以前、下の関連記事で、ディーラー下取りより中古車買取業者の方が高く売れると紹介しました📢
💡関連記事:【プラス16万円?!】ディーラーの車下取りが安かった方!高く売るたった1つの方法
でも、ただ単に中古車買取業者に査定依頼をするだけでは、あなたの愛車を最大の価値で売ることは難しいはずです。
そこで今回は、あなたの愛車を99%高く売るポイントやテクニックをご紹介します!

実は私もこの方法を実践したことで、最初の最安査定額より30万以上愛車を高く売ることができ、ボーナスに近い臨時収入を得ることができましたよ💰
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愛車を高く売るための損しないポイントと準備

1、愛車を売る時期(タイミング)

車の買取相場は、需要と供給のバランスで日々車の査定相場が下がっていきます。
そんな中で、車の査定相場が大きく下がるポイントは以下の2つ。
- フルモデルチェンジ&マイナーチェンジ
- 初年度登録から3・5年後
①は、フルモデルチェンジの新型車が本年度中に発売するとわかれば、新型車への乗り換える需要が高まるからです。
そうなると必然的に、旧型車が中古車市場に多く供給され、供給過多となって中古車相場が下がるという仕組みなんです。
また、マイナーチェンジの場合もフルモデルチェンジほどの車査定相場の下がり具合ではありませんが、同様の状況が生まれやすいと言えます。
つまり、できるだけフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの同型車が発売される前に愛車を売った方が、高額査定の1つのポイントになってきます!
そもそもフルモデルチェンジとは、車体の内装・外装・機能などが全て一新されることを指します。

対してマイナーチェンジとは、車体の内装・外装が大幅に変わることは無いものの、細かなデザインや機能が改善されることを指します。
モデルチェンジの周期はメーカーや車種によって異なり、一般的に国産車は4〜6年に一度、外車は7〜8年に一度のタイミングでフルモデルチェンジが実施される傾向にあります。
次に②の初年度登録から3・5年後が車査定相場に影響を与える理由ですが、大きなポイントとしては車検のタイミングです。
初年度登録から1回目の車検は3年後、2回目の車検はその2年後(初年度登録から5年後)と来るので、このタイミングで車を乗り換える需要が高まって中古車市場が供給過多となり、必然的に車両価値が下がってしまいます。

もし①②のタイミングがカブり、モデルチェンジ直後の3年目に査定をした場合、査定の1ヶ月前後で20万円も買取額が下がってしまう例もあるようです。
他には逆に買取の需要が高まる場合もあり、例えば、雪の多い冬には4WD・夏場にはオープンカーなど、季節・地域・車種によっては売り時のタイミングがあることも!

ちなみにディーラー下取りにおける、新車購入時からの車両価値の割合は、3年後で40〜60%、5年後で30〜45%、8〜10年後で0円の査定額になると言われています。
※車種や車の状態で変動するのであくまでも目安程度
日々、車の買取相場は需要と共有のバランスで査定相場が下がっていくので、愛車を高く売りたい・売る予定だけどまだ査定依頼に出していないのであれば、1日でも早く査定相談をした方がお得ですよ!
2、洗車&車内清掃をしておく

車の買取業者があなたの愛車の査定をする時には、もちろん車外・車内の状態もチェックすることになります。
基本的な状態チェックは、キズ・凹み・塗装欠け・ガラスのヒビ・サビ・シートよれ・シミ・タバコ跡・車内匂・タイヤ溝などの有無を行っていくのですが、チェックする際に車内・車外があまりにも汚れているとチェックし辛いですし、そもそもで良い印象を与えてしまいます。
査定員も人間なので、「査定に出すのに車が汚過ぎるなんて、、この人から車を買っても大丈夫かなぁー。。」なんて印象を与えてしまったら、査定後の金額交渉もしづらくなってしまい、自分に不利な状況を作り兼ねません。
相手に良い印象を与えるためにも、車体・車内・トランク・エンジンルームはできる範囲で良いので、キレイに洗車をしておきましょう。

3、コンパウンドで消せるような小キズは消しておく

ドア周りの爪キズや、擦りキズなどの小キズは、市販のコンパウンド(研磨剤)を使えばキレイに消せるのでチャレンジしておきましょう🚗
板金修理が必要な程の大きなキズや凹みは、修理代の方が高く付く場合があるのでオススメしません。
また、せっかく修理したとしても、板金修理以上の査定額が反映されない場合も考えられます。
コンパウンドには、粗め/中目・細目・極細目・超微粒子などの種類があり、さらには塗装カラーによっても選ぶべきモノがある場合もあります。
コンパウンド磨きをしたことが無ければ、一度オートバックスやイエローハットなどの、カー用品店で相談すると安心ですよ!

4、車検の残りが少なくてもそのまま買取査定に出す

前段の板金修理と同じ理由で、せっかく車検に出したとしても、それ以上の査定額が反映されない場合が考えられます。
もし車検の残日数が少なかったとしても、そのまま中古車買取業者に査定してもらう方が賢明ですよ!
もしできることなら、車検が切れるギリギリ前よりも2〜3ヶ月は余裕を持って買取査定をした方が良いです。
ちなみに車検が1年以上残っている場合は、プラス査定をしてくれる可能性があるので、十分な交渉材料として期待できますね!

5、付属品類が揃っているか確認しておく

購入時に付いていた付属品類(取扱説明書・整備手帳(保証書)・スペアキー・純正部品)が手元にあるか確認しておいてください。
特に古い車の場合、ディーラー保証を次の購入者に引き継ぐためにも必要になるので、もし付属品類が見つからない場合には、査定額もマイナスとなってしまいます。
あと、過去の事故歴を隠そうとして書類を意図的に紛失する方もいるようですが、相手は査定のプロですから、書類紛失にプラスして事故歴も見つけられ、余計に査定額が下がるので注意しましょう。

6、愛車の売りポイントをメモして頭の中を整理

相手に伝えるべきことと、伝えないで交渉の材料として頭の片隅に置いておくべきことなどを、メモ帳などにまとめておきましょう📝
何度もシミュレーションを繰り返して、何を聞かれてもバッチリと答える自信のある方なら大丈夫でしょうが、人間が覚えていられることには限界がありますよね?
車の基本情報・社外パーツの有無・売却時期・事前査定相場・希望査定額・他社の査定額・交渉の秘策などなど、、事前に作戦を練った上でメモして本番に臨むと査定額アップに繋がります!
交渉時のポイントについては後ほどの「中古車買取業者に愛車を高く買ってもらうテクニックはこの4つ!」で詳しくご紹介しますよ🚗

7、買取業者の利益の出し方を知る

買取業者が考えていることはたった1つ、それは安く車を仕入れて相場が下がる前に早く売ること。
「そんなの当たり前」って思う方もいるでしょうが、改めてその真意を理解しておきましょう!
そもそも中古車の流通経路は、オートオークションを通して行われることが一般的で、なんと全体の約9割を占めていると言われるほど。
オートオークションとは中古車事業者だけが参加して取引できる中古車の卸売市場です。

軽自動車・輸入車・トラックなどの様々な車が流通し、会場に車を集めて行う現車オークションやインターネットなどを活用したオークションなどで参加できます。
専門業者が利用するオークションのため、検査規定により認定を受けた検査員で、公平かつ厳正な検査が行われます。
検査結果として出品票を発行し、車両の状態を確認することができます。
このオートオークションだけでほとんどの中古車が流通していることもあり、ココが中古車の相場金額、つまり卸値を決めていることになります。
なので買取業者が査定をする際、あなたの愛車をチェックした後で本部と連絡を取り、オートオークションで直近の同車種・同条件に近い車の落札額を数台チェックしてそれを卸値の目安とし、あなたと買取額について交渉をしてきます。
つまり本題の買取業者の利益の出し方とは、オートオークションで売れる金額(卸値)から、売りに出す諸費用(出品費用・諸手続き費用・陸送費・人件費など)とあなたの愛車の査定額を差し引いた部分ということです!



でも僕らは卸値を知る術もないっスし、買取業者も利益を少しでも多く生み出すことが仕事なんっス!
なので、コウタさんの車査定から減点できるポイントや、質問して聞き出した内容を基に、お互いが納得できる買取額を交渉してくるっスよ!
今マルクが言った通り、買取業者は査定時にあなたの愛車をチェックしながら、あなた自身が納得しそうで且つ、自社が少しでも多く利益が出る適度な金額を探っているんです。
もし買取業者のペースに飲み込まれ過ぎてしまうと、提示された査定額が愛車の上限だと誤解してしまい、本来の最高売却額よりも損する可能性が…。
つまり、もしあなたが今まで乗ってきた愛車を1円でも高く売りたいと考えているのであれば、まずは愛車を引き取ってもらうというお客さんスタンスでは無く、愛車を高く売るためにはというセールスマンスタンスに頭を切り替えましょう!
「交渉とか苦手だから、不安だなぁ…。」
そう思うのも無理はありません!
でも実はそんなに気張る必要は無くて、次の項目では、初めて車を売りたい人でもできる簡単な交渉攻略テクニックをご紹介します👍

中古車買取業者に愛車を高く買ってもらうテクニックはこの4つ!

1、一括査定依頼をした後はすぐに出張へ来させない

まずは中古車買取業者に一括査定依頼ができる便利なサービスがあるんですが、その中でも唯一、最大10社に査定依頼ができるズバット車買取比較を使いましょう💻📲
入力は60秒ほどで終わる簡単なモノで、査定依頼の入力が終わると入力後の画面上で買取相場の大まかな金額も教えてくれるのですごく便利です!
査定依頼が完了すると、電話やメールであなたの愛車の査定日程を聞かれることになりますが、まずは下記のように伝えてみてください。

後はこちらから査定する日程をご連絡させていただきます。
しばらくすると各業者から、メールで買取相場の連絡がくるので、その中から一番高い買取業者の相場価格をメモしておきましょう📝
ちょっと面倒な作業ではありますが、各社から提示される相場価格を把握しておくことで、各社の優位性を付けられることと、相場価格もしくは相場以下で車を売ってしまうリスクを避けることができます!
また、各社の査定スケジュールの調整方法は、例えば5社から出張査定があると仮定して、あなたの都合の良い1日に集中させましょう。
そして、午前に2社・午後に3社の各1時間ずつで時間を設ければ夕方前に終わることができます!

2、買取業者が鉄板で聞いてくる質問には注意

買取業者は、あなたの愛車をできるだけ安く買い取るために、あなたから交渉の材料となりそうな部分を聞き出そうとしてきます📢
鉄板質問1、「他社に愛車の査定依頼を出していますか?査定額は?」の真意とは?
他社との査定比較ともなれば、査定額が釣り上がることは明確なので、査定額が自社の上限に達する前に買い取りたいと考えてきます。
なので、すでに終わった他社の査定額をあなたから聞き出すことで、「今回だけ特別に、他社の査定金額よりプラス◯万円上乗せして買取りをしますよ!」と持ちかける代わりに、即決できないか聞かれます。
もしあなたが、その提示された査定額で満足し、後悔しないのであれば何ら問題ないので買取契約を結んでもOKです🚗
でもまだ、他社の査定が終わっていないのであれば、ここはグッと堪えて断った方が査定額がアップする可能性が高いです!
そして、その断り方も重要なポイント💡
相手に冷やかしだと思われないように、下記のように丁寧な断り方をしましょう。

ちなみにあなたが車の売却を急いでいないとしても、「急いで売りたい」と気持ちを伝えることがとっても重要です!
そうすることで相手も査定に力を入れてくれますし、そして何より、1日でも早く仕入れて売却すれば買取相場の下落も抑えられて、たった数日で数十万の利益が生まれるんです!
だから買取業者にとってはメリットの大きな言葉なんですよ!
鉄板質問2、「いくら位で売りたいですか?」の真意とは?
質問1と似ていますが、買取業者があなたの希望売却額を知ることができれば、その金額から少し査定額を上乗せすることで即決できないかと交渉することができるからです。
こうすることで、余計に査定額を上げるリスクを減らせて、結果的に自社の利益を増やすことに繋がります!
なのでこんな時も、下記のように丁寧な断り方を心がけましょう📢

鉄板質問3、「車をいつ手放す予定ですか?」の真意とは?
こちらも質問1で少し触れていますが、買取業者は早く売ってくれそうな人ほど査定額を高めに設定する傾向にあります。
その理由は、買取業者の提示額によってはその場で決定してくれる可能性がとっても高いからです。
逆にもし「じっくり考えて決めたい」という返答をした場合は、他社と比較する可能性が高まってしまいます。
そうなると、最初から査定額を釣り上げた場合、他社にそれ以上の査定額を提示されたら買取りが厳しくなってしまいます。
また、他社と比較して戻ってきた時に、他社の査定額以上を提示するのが難しくなる事も考えられるので、即決の見込みある人と比べたら、ある程度低めの査定額を提示されるでしょう。
なのでこんな時は、下記のよう返答をしてみましょう📢


- 他にも査定依頼してる?査定額は?→すぐにでも売りたいが他社の金額を確認したい。査定額は教えられない。
- いくらで売りたい?→各社に査定額ギリギリの提示をお願いしているので答えない。
- 車はいつ手放す?→車の売却は急いでるので、納得の査定が出ればスグにでも。
3、各社の査定が出そろったら最安値の業者へ査定額の釣り上げ交渉
複数の買取業車から査定額が出そろったら、次は、買取業者に査定額アップの交渉をしていきましょう💰
例えば、A〜Eの5社の査定額が、以下だったとします。

最も高い査定額を提示してくれたA社を基準にして、B~E社に下記のように伝えて交渉してください!

もし、B~E社のなかで、A社の140万円以上の査定額を提示してくれたら、次はその査定額を基にA社にも価格交渉をしてみましょう!
この流れで交渉することで、あなたの愛車が最も評価された状態で買取業者に売却することができます!
またもし、B~E社へ査定額アップの交渉をしても、「140万円以上に査定するのは難しい…。」と言われたら、A社への売却を進めましょう!

確かにそう思うでしょうが、何度もしつこく価格交渉を続けると面倒な客だと思われ、買取業者に愛想を尽かされて買取自体を断られる可能性が高まります。
できれば1回の交渉、多くても2回までで買取業者の反応を見ながら査定額アップ交渉をチャレンジしてみましょう🚗

なんか出来る気がしてきたばい!
4、必要ならば代車の無料手配の交渉もしてみる

買取業者へ愛車を売却した後、車無しの生活が一時的に生まれるケースは多いことでしょう🏡
都心に住んでいれば公共機関が整っているので、そう困ることも無いでしょうが、郊外から外れた田舎などに住んでいると、通勤・買い物・レジャーと、車中心の生活なので困るものです。
そうなると、中古車買取業者へ相談するよりディーラー下取りの方が「納車までの3ヶ月後でも◯◯万円据え置きで引き取りますよ。」なんて言ってもらえるケースもあるので、買取業者の高額査定を断念しがちに…。

ただ業者によっては代車料金を取られるケースが考えられますが、それも交渉によっては無料で代車を借りることが可能だということをご存知ですか?
それは、「代車を無料で手配してくれたらすぐに車を持って行っても良い」ということを、査定交渉の最後に伝えることです!
もし初めから各業者に代車の手配をお願いしてしまうと、代車料金を加味した査定額が提示されてしまうので注意してください。

他にもある?!査定額アップの査定方法はコレ

買取業者を同時刻に自宅へ出張してもらい同時一斉査定

同時一斉査定とは、ズバット車買取比較の一括査定サイトで依頼をお願いした買取業者に、同日・同時刻で一斉に査定してもらい、名刺の裏などに査定額を書いて同時提示してもらう方法です。
同時一斉査定のメリットとしては、あなたから交渉を持ちかけることも少なく買取業者の間で競ってくれるのであなた自身への負担が少ないことと、いっぺんに査定が済むので1〜2時間もあればあなたの愛車の最高額がわかることです!
同時一斉査定を試すのであれば、下記のようなルールを設けておきましょう💡
- 同日・同時刻に一斉査定後、査定額を一斉提示
- 査定額上位2社で、最後にもう一度だけ提示※1回目より高い査定額
- 各査定の査定額提示は1回まで
あと、各買取業者には同時一斉査定をすることを事前に伝えておいてください。
また、同時一斉査定を嫌がる業者も出てくる場合があるので、その時はその業者とは縁が無かったということで、他の買取業者で査定を進めましょう。
交渉するのも苦手で、査定にそんなに時間は掛けたくないって人には、この同時一斉査定が効果的ですよ!

自分に合った交渉方法でチャレンジしてみようかね!
査定の時に絶対してはいけないこと

交渉のテクニックもわかったところで早る気持ちもありますが、車の査定を行う際に絶対してはいけないことがあるのでチェックしておきましょう!
それは、事故車であることの黙秘・メーター交換・メーター改ざんなど、買取業者にとっも次に乗り継ぐ人にとっても不利になる情報です。
そもそも買取業者は年間に数千・数万台と査定して買取っている経験があり、必ずバレるので嘘の申告はやめましょう。
事故車とは単純に事故を起こした車を指すのではなく、事故歴の有無関係無く、車体の骨格(フレーム)の交換・修復(修正・補修)したモノを指します。
つまり、車体が多少擦った程度では、事故車扱いにはならないので安心してください。

愛車をスムーズに売るために必要なモノ

買取業者から質問をされた際に愛車の査定額を高める方法として、「すぐにでも愛車を売る意志がある」ことを伝えた方が良いとお伝えしてきました。
そのためには論より証拠、つまり名義変更をするために必要なモノを事前に準備しておくことが信頼に繋がりますし、何より早い取引が可能です!
普通車と軽自動車によって多少準備しておくモノが違うのでチェックしておきましょう📢

基本的には車検証と一緒に入っとろうけん、一回車の中見とこうかね!
愛車を高く売るポイントとテクニックのまとめ


あなたの愛車をちゃんと高く評価して欲しのであれば、ぜひ買取業者を複数社で比較してみましょう!
ほぼ間違いなく、ディーラー下取りより高く査定してくれるはずですよ!