【等級は下がる?】自動車保険に付帯するロードサービス補償をJAFも合わせて徹底比較!

【等級は下がる?】自動車保険に付帯するロードサービス補償をJAFも合わせて徹底比較!
コウタ
自動車保険にロードサービスが付いてるけど、もし保険を使ったら等級は落ちそうやし、そもそもで対応範囲も狭そうやけん、JAFに加入しようか考え中…。

マルクはどう思う?

マルク
JAFは、ロードサービスのプロで加入していれば安心ですが、実は自動車保険のロードサービスも、広範囲で無償対応してくれるところが多いっスよ!

あと誤解されがちですが、等級に関しては基本的に下がることは無いんで安心して使えるっス!

バッテリー上がり・パンク・カギの閉じ込みなどの車のトラブルが起きてしまったとき、アナタはどう対処していますか?

自動車保険に加入しているのにも関わらず、中には有償でもJAFを呼んで解決している方もいるのではないでしょうか。

実際に、2016年度のJAFロードサービス出動件数は、2,383,233件と2015年度のときより増えているので、自動車保険に対するロードサービスの認知度はまだ低いことが予測できます。

そこで今回は、自動車トラブルランキングや自動車保険とJAFのロードサービス比較、また対象外のトラブルなどをご紹介します!

ロードサービスの依頼件数が多いトラブルって何?

ロードサービスの依頼件数が多いトラブルって何?

では、一般的にどんな自動車トラブルでロードサービスが活用されているのか、JAFが公開している1年間のサポート実施状況を、下の表にまとめてみたのでチェックしてみましょう🔎

順位トラブル内容件数構成比
過放電バッテリー742,37932.13
タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足375,96916.27
キー閉じ込み206,3318.93
落輪・落込179,2837.76
破損・劣化バッテリー126,2325.46
事故112,0134.85
燃料切れ63,5952.75
発電機・充電回路41,2821.79
スターターモーター33,6321.46
10ハンドルロック・キー作動機構27,0371.17
合計1,907,75382.58
その他合計402,49117.42
総計2,310,244100.00

※JAFロードサービス実施状況(2016年4月〜2017年3月)

年間を通して最も多いカートラブルは、ライトの付けっぱなしなどで起きる”過放電バッテリー”で、2位のトラブル件数から2倍も突き放して堂々の第1位🚗

その後も、”パンク・バースト・エアー圧不足””キー閉じ込み”などがランクインしています。

ではついでに、月別でのロードサービス実施件数も調べて、折れ線グラフにしてみました📈

jaf月間出動件数※JAFロードサービス月別出動件数(2016年4月〜2017年3月)

このグラフで分かることは、年末年始と夏休みの長期休暇シーズンに集中して、自動車トラブルが増えているということ🚙

また、11月もロードサービスの実施件数が多い理由は、路面の凍結などに備えるべきスタッドレスタイヤの準備不足が影響していることもわかります☃

コウタ
へぇ〜。

バッテリー上がり・パンク、バースト・キー閉じ込みが、自動車トラブルの半数以上を占めていて、特に夏と冬のシーズンにかけてロードサービスの出動件数が増えるんやね〜。

自動車保険とJAFのロードサービスを徹底比較!

同じ保険内容で複数の保険会社の見積りを比較

前段で、年間における自動車トラブルの多い事象ランキングを1〜10位までご紹介しました!

では実際に、”自動車保険かJAFに加入していれば、ロードサービスをどこまで無償サポートしてくれるのか”気になりますよね?

そこで、こちらも下の表でまとめたのでチェックしていきましょう🔎
※会社名が黄色はダイレクト型、白色は代理店型の自動車保険

ちなみに、自動車トラブル上位4位+燃料切れを車両トラブル項目として表にまとめました!

会社レッカーサービス車両トラブル
無料の範囲過放電バッテリータイヤ交換キー閉じ込み落輪燃料切れ
JAF15㎞自己負担
チューリッヒ100㎞×
SBI損保50㎞10ℓ
セゾン(おとなの自動車保険)15万円分10ℓ
アクサダイレクト35㎞10ℓ
イーデザイン損保60㎞10ℓ
三井ダイレクト50㎞自己負担
ソニー損保50㎞自己負担
セコム損保50㎞自己負担
ゼネラリ20㎞20ℓ
 そんぽ24100㎞10ℓ
 三井住友海上15㎞× 自己負担
 東京海上日動10万円分10ℓ
 あいおいニッセイ同和15㎞10ℓ
損保ジャパン日本興亜15万円分10ℓ

※◯:時間制限なし△30分以内の作業

上の表を使って、JAF・自動車保険(ダイレクト型・代理店型)を見比べてみると、ロードサービスで認知度の高いJAFよりも、自動車保険のダイレクト型の方が無償対応力が高いことがわかります💡

しかも、JAFに加入するためには入会金2,000円+年会費4,000円の合計6,000円もかかるんですよ。

それに比べ自動車保険のロードサービスは、加入したタイミングで付帯されるので、基本的に追加の支払いは必要ないんです💰

コウタ
自動車保険のロードサービスって、イメージと反して優秀なんやね〜!

またさらに、遠方での自動車トラブルにより宿泊・帰宅費用が発生する場合もありえますよね?

そういった費用もロードサービスで補償してくれるケースがあるので、こちらもJAFと自動車保険を比較してみます🔎

会社宿泊・帰宅費用
宿泊費用限度額帰宅費用限度額車両搬送限度額
JAF
チューリッヒ搭乗者全員全額(1泊分)搭乗者全員全額限度ナシ
SBI損保15,000円/1名(1泊分)20,000円/1名10万円
セゾン(おとなの自動車保険)10,000円/1名(1泊分)20,000円/1名15万円
アクサダイレクト搭乗者全員全額(1泊分)搭乗者全員全額限度ナシ
イーデザイン損保10万円
三井ダイレクト
ソニー損保車検証記載の定員数を限度車検証記載の定員数を限度限度ナシ
セコム損保10,000円/1名(1泊分)20,000円/1名5万円
ゼネラリ搭乗者全員全額(1泊分)搭乗者全員全額
 そんぽ24搭乗者全員全額(1泊分)搭乗者全員全額※タクシーは総額10,000円限度ナシ
 三井住友海上10,000円/1名(1泊分)20,000円/1名15万円
 東京海上日動10,000円/1名(1泊分)50,000円※タクシーは10,000円/1台10万円
 あいおいニッセイ同和15,000円/1名(1泊分)20,000円/1名15万円
損保ジャパン日本興亜10,000円/1名(1泊分)20,000円/1名15万円

※◯:時間制限なし△30分以内の作業

上の表を見て分かるとおり、JAFには宿泊・帰宅費用の負担がないのでアナタが自腹で支払う必要があります😱

でも、自動車保険に付帯するロードサービスであれば、宿泊・帰宅費用もほとんどの会社でサポートしてくれるので、急な出費も少なく、利用者としては嬉しいサービスですよね🌟

このように、自動車トラブルの多い事象ランキングトップ10に挙がっている作業内容は、自動車保険のロードサービスで対応できるモノばかりだったんです!

今まで自動車保険のロードサービスを利用してこなかった方も、自動車トラブルが起きたらまずは保険会社に連絡することをオススメします📢

コウタ
自動車保険のロードサービスを甘く見てたばい!

ロードサービスの対象外となるトラブルとは?

ロードサービスの対象外となるトラブルとは?

まず、よく勘違いしがちなトラブルとしては、自動車保険はアナタの車にかけるモノで、JAFのロードサービスはアナタ自身に補償されるモノになります。

つまり、JAFに加入していればレンタカーや友人から借りた車でトラブルが起きたとしても、ロードサービスを受けることができますが、自動車保険に付帯のロードサービスでは受けられないということを理解しておきましょう🚙

では、ロードサービスの対象外となる自動車トラブルは、どう言ったケースがあるのでしょうか?

下に代表的な事例だけ、まとめてみました!

  1. 台風・大雨・暴風・豪雪などの状況、または困難あるいは危険を伴うことが予想される作業
  2. その実施が第三者の所有物の破損、第三者の権利・利益の制限・侵害等を伴う可能性がある場合に、当該第三者の承諾が得られない作業
  3. 道路以外の場所、凍結・未除雪・未整地等により出動車両の運行が極めて困難な場所、および離島での作業
  4. 車両が横転している場合
  5. ドライバーの故意による事故・故障など
  6. 地震・津波・噴火等の天災地変、もしくは戦争・暴動、または公権力の行使による事故・故障など
  7. 無免許、酒酔い運転、酒気帯び運転、薬物使用、その他法令上運転が禁止されている状態または正常な運転ができないおそれがある状態で運転中の事故・故障など
  8. チェーンなどの装備が無いため雪道などで走行できない場合
コウタ
天災による自動車トラブルは、どのロードサービスでも受けられないかもしれないんやね。

何はともあれ、自動車トラブルが起きたときはまず契約中の自動車保険会社に連絡やね!

自動車保険のロードサービスを使っても等級は下がるの?

車を運転する人の年齢や対象範囲を狭ばめる

冒頭でもマルクが言っていたとおり、自動車保険のロードサービスを使ったとしても、等級が下がることはありません🌟

そもそも等級というのは、優良ドライバーであるかどうかのレベルのような指標に当たるので、車の故障だけでも使えるロードサービスを何度利用したとしても、等級には影響しないんです!

ただ等級に影響しないのは、あくまでもロードサービスを利用した場合にのみになるので注意が必要!

例えば、交通事故でアナタの車が自走不可になり、自動車保険会社に連絡して事故車を工場へそのまま搬送してもらうとします。

この搬送のとき、レッカーに関してはロードサービスを利用するので等級が下がる心配はないですが、自走不可になるほどの交通事故ですから、車の修理のために対物賠償保険を使えば3等級ダウンしてしまうということです。

ちなみに、等級については下で詳しくご紹介しています!

💡参考記事:【チェック】自動車保険の等級制度って?節約の裏ワザ3ポイントも紹介!

【チェック】自動車保険の等級制度って?節約の裏ワザ3ポイントも紹介!

2017.03.21
コウタ
じゃあ、ロードサービスでよく利用されるバッテリー上がり・タイヤのパンク・キー閉じ込みなどは、等級を気にしなくて利用できるってことやね!

自動車保険とJAFのロードサービスを徹底比較まとめ

コウタ
自動車保険に付帯してるロードサービスが、ここまで充実しとったのはビックリやったばい!
マルク
ダイレクト型自動車保険は、ただ単に安さを売りにしているだけじゃなく、事故対応力にも力を入れている保険会社などもあるので、毎年複数社を比較しながら契約した方が断然お得っス!

これまでご紹介したとおり、どこの自動車保険のロードサービスをとっても、最低限必要な基準値以上のロードサービスを受けれることがわかりました!

逆を返せば、”保険料の安さ””事故対応力”に比べて、自動車保険選びの優先度は低くて良いとも言えます!

自動車保険選びのポイントは、何と言っても保険料・事故対応力・各社の特徴を優先して、さらに付加価値としてロードサービスを比較すると、アナタのカーライフに合った保険選びができますよ🌟

でも、一社一社のサイトにアクセスして、見積もりを出すのって面倒くさいですよね?

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【等級は下がる?】自動車保険に付帯するロードサービス補償をJAFも合わせて徹底比較!

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