

その人によっては、前年の保険料より約1/2も安くなることだってあるっス!
そもそも、車を維持するためには5つの費用が発生していて、その中で固定費・流動費に分けることができます。
固定費は駐車場代・自動車税の2つ、流動費はガソリン代・車検代・自動車保険の3つになり、固定費は費用が決まっているので削るのは難しいですが、その点、流動費は節約しやすい維持費だと言えます!
ただ流動費の中でも特に自動車保険は、万が一の時にアナタを守る大切なモノなので、自動車保険の掛け金を安く設定しながら安心して車の運転ができるように、車両保険・事故対応・補償内容などをちゃんと見極めることがポイントになってきます!

コウタの言うとおり保険内容って、硬い言葉がたくさん出てきて理解しづらいですよね…。
そこで今回は、見直すべきポイントに絞って、自動車保険を安く&補償内容はそのまま手厚くできる5つの方法をご紹介💡
自動車保険で大事なことは、継続して契約するのではなく毎年見直した方がお得だということ!
その時のアナタに合った補償プランで、もっとも安い自動車保険を見つけましょう!
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任意保険の未加入は絶対避けるべきワケとは?


俺、運転には自信あるけん、次の更新は加入せんでもいいかなって思っとるんよね〜…。

事故は突然起きるもので、加害者はもちろんのこと、被害者でさえ自分の保険を使わないといけない時って結構あるっスよ!
任意保険に未加入の方は、車所有者全体の約2割にものぼります。
その約2割の方は、「任意保険に入る必要ってあるの?」「自分は事故なんて起こさないから自動車保険は必要ない!」「加入する費用が勿体無い。」と思ってのことだと思いますが…。
でも駐車場から車を運転した瞬間、絶対に事故が起きないことなんてあり得ないので、任意保険は必ず入るべきです🚗
ただアナタもご存知のとおり、自動車保険は2種類存在していて、車を所有した時点で強制加入させられる自賠責保険と、車の所有者が自由に加入できる任意保険です。
自賠責保険に入ってるからいいじゃん!っと思うかもしれませんが、自賠責保険と任意保険の違いを簡単に説明すると、自賠責保険はあくまでも事故被害者のための最低限補償。
対して任意保険は、自賠責保険でまかなえなかった補償をカバーしてくれる保険です。
下に、自動車保険の代表的な対人・対物補償で、ザックリと比較してみました🔎
補償内容 | 自賠責保険 | 任意保険 |
---|---|---|
対人 | 傷害事故の場合120万円を上限 死亡事故の場合3000万円を上限 後遺障害の場合4000万円を上限 | 無制限 |
対物 | なし | 無制限 |
表を見てわかるとおり、自賠責保険は事故被害者のための最低限補償なので、対人ではこの金額が上限とされ、対物に関しては一切補償されません。

ではSBIホールディングスが調べた、過去の死亡・後遺症による高額賠償トップ3を見てみましょう。
順位 | 賠償額 | 被害者 | 判決 | 加害者過失 |
---|---|---|---|---|
1 | 5億843万円 加害者賠償額 2億337万円 | 死亡 | 平成23年11月1日横浜地裁 被害者/ 41歳男性・眼科開業医 | 40% |
2 | 3億7,829万円 加害者賠償額 3億263万円 | 後遺症 | 平成23年2月18日名古屋地裁 被害者/ 21歳男性・大学3年生 | 80% |
3 | 3億6,756万円 加害者賠償額 3億4,918万円 | 後遺症 | 平成17年5月17日名古屋地裁 被害者/ 33歳男性・会社員 | 95% |
上の賠償額を見てもわかるとおり、自賠責保険の対人で補償される上限をはるかに上回った判決が出ています。
もしアナタが、任意保険に加入せず上と同様の事故を起こして判決が出た場合、自賠責保険でまかないきれない2〜3億円という高額な賠償金は、一生働いて被害者に支払っていくことになるんです⛏

また逆に、アナタが安全運転を日々心がけていたとしても相手から突っ込まれて、車の修理代が仮に100万円かかったとします。
ただアナタの車が動いている限り、過失が0%になることはありえないので、もし被害者過失が10%だったとしたら10万円は修理代として、アナタ自身で支払うことになります。
おそらくこの10万円があれば、ほとんどの方が任意保険に加入できて、さらにお釣りまで出る金額だと言えますよね💰
また不運なことに、加害者も任意保険に加入していなくて、経済的に厳しく支払い能力がない場合や、不誠実な人間で支払いを拒否する場合、金銭面で折り合いがつかない場合など、支払いが滞るケースだって考えられますし、実際に賠償金の未払いは多々起きているんです。
つまり被害者であるアナタは、自分で治療代・修理代を支払う必要に迫られることもありえます。

事故が起きてからでは遅いので、ちゃんとアナタのカーライフにマッチした任意保険に加入することが重要なんですよ💡
話題のダイレクト型自動車保険に入ってるから一番安い…ワケではない!

この記事を見ている方の中には、「すでに保険料が安いダイレクト型自動車保険に入っているから、もう安くならないでしょ?」と思っている方もいるかもしれません!
でも、ただ単にダイレクト型自動車保険に入っていれば、手厚い補償とお得な保険選びができているとは限らないんです!
すでにダイレクト型自動車保険に入っているアナタでも、これから紹介する5つのポイントを見直すことで、今よりも保険料がグッと安くなる可能性があります💰
でもいくら保険料が安いからといって、事故に遭遇した時に役立たないような補償内容では意味がないですよね?
これからご紹介する5つのポイントは、自動車保険として安心できる補償を残しつつ保険料を安くするテクニックです🚙
順にチェックしていくだけで 、安心で一番安い自動車保険をサクッと選ぶことができるので、要チェックです!

任意保険を安くする5つのポイントはコレ!

任意保険を安くするポイントは、不要な補償を外しアナタのライフスタイルにあった保険プランを作って、それをもとに同条件の内容で複数社のダイレクト型自動車保険に見積り比較をすることです!
特に任意保険料で差が付きやすいのは、複数社からの見積もり比較なので、間違っても1社だけで保険会社を決めてしまうのは本当にもったいないです!
だからと言って、自分で複数社に見積もり依頼をお願いするのって一苦労ですよね?
そこで私が実祭に毎年利用している、おすすめの無料一括見積もり依頼サービスが、保険スクエアbang!です!
しつこい勧誘や電話も一切なく、メールかハガキのどちらかしか来ないので、本当に重宝しているサービスの1つですよ💻

ではこれから、保険選びで安くする5つのポイントをご紹介していきます!
1、運転者の年齢や対象範囲を狭める

自動車保険のプランを決めるときに必ず選ぶ必要が出てくる、あなたの車を運転するドライバーの年齢・対象範囲。
運転するドライバーが若ければ若いほど、そして家族数が多ければ多いほど事故を起こす確率は上がるので、保険料も数万円上がる仕組みになっています。
なのでまずは、これら運転者の年齢条件と限定範囲を狭めることができるのか、見直してみてください🔎
特に家族構成やライフスタイルに変化があったときが見直すチャンス!
例えば、奥さんが子供を妊娠したことによって車を運転しなくなった場合は、今年だけ本人限定特約にしてみたり👶
または、アナタの子供が進学や就職で独立して車を使わなくなった場合は、最も若い年齢の引き上げと家族限定or本人限定特約にしてみることで、保険料を安く抑えることができます!
でも、ただ単に保険料を安くするために年齢条件と限定範囲を狭めてしまったら、いざというときに保険が効かなくなってしまうので、よく考えて補償プランを設定しましょう🚗

2、車両保険の加入や免責額の見直し

車を運転する中で多い事故は、擦ったりぶつけたりなどの物損事故だということは、アナタも想像が付くと思います!
そんな中もし愛車がキズついて、まとまったお金が必要になった場合に修理費用を補償してくれるのが車両保険。
車両保険を付けていれば万が一の時に安心できますが、でもこの車両保険への加入が自動車保険料を高くしてしまっている一つの要因なんです😥
例えばもし、アナタが下のような状況であれば車両保険の加入をやめてしまって、今の任意保険料を半額ほどに抑えることに振り切るのもひとつの方法💰
- 週に一度、自分だけしか運転しない
- 10年・10万㎞を超えていて車両価値が低い
- 車にキズができたとしても修理費用は自己負担できる
また新車はともかく、購入後3〜4年経過した車に車両保険をつけるのかが、一番の悩みどころだといえますよね〜。

アナタもご存知だと思いますが、車両保険の中でも補償範囲が違う一般・車対車+限定Aという2つの契約タイプがあります!
※保険会社によってプラン数は異なります
一般タイプはほとんどの損害を補償するのに対して、車対車+限定Aは単独事故や当て逃げなどによる車の損害は補償されないんです🚗
車対車+限定Aの「A」は、Accidentの頭文字。
一般車両保険より補償範囲が限定され、保険料が安くなるので、「エコノミー」と呼ばれる場合もあります。
では、2つのタイプを表にしたので比較してみましょう!
車両保険の種類 | 一般 | 車対車+限定A |
---|---|---|
他車との衝突・追突・接触 | ◯ | ◯ |
火災・爆発 | ◯ | ◯ |
台風・洪水 | ◯ | ◯ |
盗難・落書き | ◯ | ◯ |
落下中・飛来中の物との衝突 | ◯ | ◯ |
自損事故 | ◯ | × |
当て逃げ | ◯ | × |
今、一般タイプで契約していて保険料を抑えたいと考えているのであれば、車対車+限定Aに切り替えてみてもいいかもしれません💡

また、見落としがちなのが免責金額の設定。
保険会社によっては”免責5-10”と書かれてあってわかりづらいですが、これが指す意味としては、あなたが保険金を受け取る場合に、自己負担する設定金額のこと!
”免責5-10”の場合だと、1回目の負担額が5万円、2回目以降の負担額が10万円ということです💰
また実際に保険金を受け取る場合は、免責金額を差し引いた分の保険金を受け取ることになります。
この免責金額の設定によっては、保険料が数千円程度安くなる場合があるのでこれもチェックしてください!

3、人身傷害補償保険で万が一の事故に備える

任意保険の傷害補償プランの中には、万が一の事故に遭遇したとき、運転者を含めた同乗者のケガなどを補償してしてくれる、人身傷害補償と搭乗者傷害の2つの保険があります!
どちらも似た補償内容なので混乱しがちですが、大きな違いとしては保険金と支払い時期の2つ!
人身傷害補償保険 | 搭乗者傷害保険 | |
---|---|---|
保険金 | 保険金額を上限とした実際の損害額(ケガの治療費・休業中の収入減・精神的損害・後遺障害が残った場合の逸失利益など)の補償。 | 入通院日数や後遺障害の程度に応じて契約で決められた定額を補償。 |
支払い時期 | 実際の損害額を基準に保険金が振り込まれるので、原則として治療が終了してから。 | 入通院日数が5日以上になった場合は、治療中でも受け取れる。 |
※保険会社によっては補償内容が異なる場合もあるのでご確認ください
上の表にある通り人身傷害補償保険は、事故の過失割合に関わらず、実際の損害額に応じた保険金を受け取ることができる補償。
一方の搭乗者傷害保険は、ケガをした部位や症状、入通院日数などに応じて、あらかじめ定めた保険金額を定額で受け取ることができる補償になります📋
ちなみに下の表は、自動車保険チューリッヒにおける、搭乗者傷害保険の医療保険金の定額例です。
状態/部位 | 頭部 | 顔面 | 頸部 | 胸部/ 腹部/ 背部/ 腰部 | 上肢部 | 下肢部 |
---|---|---|---|---|---|---|
骨折/脱臼 | 45 | 15 | 60 | 15 | 15 | 25 |
打撲/擦過傷/挫傷/捻挫/熱傷I | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
欠損/切断 | – | 10 | – | – | 30 | 80 |
挫創/挫滅創/切創/熱傷Ⅱ | 10 | 10 | 5 | 10 | 5 | 5 |
神経/筋肉/腱の損傷or断裂 | 110 | 10 | 80 | 90 | 35 | 15 |
内出血/血腫 | 65 | 20 | – | – | – | – |
胸部/腹部の臓器/眼球の破裂/損傷 | – | 60 | – | 40 | – | – |
その他 | 35 | 15 | 20 | 10 | 20 | 15 |
つまり、人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険は、保険金を受け取れるということが重複しているので、その分余計に保険料を支払っていることに繋がっていたんです😥
万が一のことを考えると、2つの補償プランに加入しておけば安心と言えますが、症状に合わせた定額の保険金をすぐに受け取る必要性を感じないなら、人身傷害補償保険だけ加入しておけば、治療後に保険金を受け取れて保険料も安く抑えることができますよ💡

4、2台目の保険の補償内容と重複させない

任意保険にはいろいろな補償内容を付けることができ、アナタのカーライフに合った補償プランにカスタムできる反面、他の補償と重複することもあるので、この部分を見直せば保険料を安く抑える事に繋がります!
特に2台以上の車を契約するときに補償範囲が重複しがちなので、注意してみましょう🚗
例えば、前段で紹介した人身傷害補償保険を2台とも加入している場合、”他の自動車に乗車中の事故”・”走行中の自動車事故”などの補償が重複してしまうので、ムダな保険料を支払っていることに…。
こんな場合は、2台目の車の人身傷害補償保険には、”契約自動車搭乗中のみ補償”に設定すればOK💡
1台目の車の補償範囲でカバーできるんですよ!
また、”ファミリーバイク特約”・”自転車事故補償特約”も同様で、これらは原付や自転車で他人にケガを負わせた場合の損害賠償金などの補償ですが、2台目の車にも同じ特約が付きがちなので注意してください!
これら以外にも、”弁護士費用特約”・”個人賠償責任特約”などは、他の補償と重複しやすいので補償範囲をしっかり確認して無駄な保険料は除きましょう🚙

5、同じ保険内容で複数の保険会社の見積りを比較

最後に紹介する保険料を安くする方法は、複数の保険会社の保険料と比較して、最も安い任意保険に加入するテクニック!
今までご紹介してきた保険料を安くする方法の中で、一番効果的で簡単・ラクチンです💡
では、各保険会社でどのくらい保険料の差がつくのかを紹介します!
順位 | 保険会社 | 保険料 |
---|---|---|
1 | チューリッヒ | 41,890円 |
2 | SBI損保 | 43,820円 |
3 | セゾン(おとなの自動車保険) | 44,260円 |
4 | アクサダイレクト | 44,270円 |
5 | イーデザイン損保 | 46,100円 |
6 | 三井ダイレクト | 48,060円 |
7 | ソニー損保 | 58,870円 |
8 | セコム損保 | 60,730円 |
9 | ゼネラリ | 66,010円 |
10 | そんぽ24 | 72,060円 |
11 | 三井住友海上 | 72,550円 |
12 | 東京海上日動 | 73,200円 |
13 | あいおいニッセイ同和 | 76,030円 |
14 | 損保ジャパン日本興亜 | 78,340円 |
※2015年 週刊ダイヤモンド誌&当サイト調べ
見積もり内容は、年齢が35歳・車はアクア(トヨタ)・ブルー免許・車両保険なし・6等級で算出し、表中で色付けされている保険会社は、ダイレクト型(通販型)自動車保険になります🚗
各社の保険内容はほとんど同じなのに、1位と14位の保険料の差額はなんと36,450円も💰
また代理店型自動車保険に比べ、人件費などの経費が掛からないダイレクト型(通販型)自動車保険が圧倒的に上位を独占していることがわかります🔎
あとなぜ、ダイレクト型(通販型)自動車保険でも差がつくかと言うと、最近の自動車保険は特定のドライバー層に対して保険料を割安に設定するモノが増えたことが一つのポイントと言えます!
例えば、事故率の低い中高年層にターゲットを絞った保険や、若者ドライバー向けの保険などがその一例🚙

ちなみに私も、過去3年間はダイレクト型(通販型)自動車保険で、イーデザイン損保→チューリッヒ→SBI損保と乗り換えながら、手厚い補償と安い保険料で選んできましたよ💰

ただ、各保険会社のサイトにアクセスして、見積もりを依頼するのって大変で面倒ですよね?
そんなときに簡単でラクチンなのが、利用者数310万人を超えるこの無料一括見積もり依頼サービス、保険スクエアbang!です!

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私はこの5つの方法を実践したことで、1番高かったダイレクト型自動車保険と比べ年間で約30,000円も得することができました💰
間違っても1社だけで保険会社を決めてしまうのはアナタ自身が損してしまうので、注意してくださいね!
5つのテクニックで保険料を安くする方法まとめ

次からは5つのポイントを押さえて、手厚く最安値の自動車保険にしてみるばい!

車の維持費は、軽自動車・普通自動車ともに年間で、約20〜30万円も掛かってしまうモノ🚗
それなら、今回ご紹介した保険料を安くする5つのテクニックを活用して、その浮いたお金で旅行や食事や車のカスタムなどにあてた方が有意義ですよ😀